みやこパラダイスで熱帯の自然を知る
お腹もいっぱいになったところで訪れたのが「みやこパラダイス」である。いわゆる熱帯植物園のレジャー施設になっていて、いくつもの温室があり、その中に植物や熱帯の昆虫などが育てられている。宮古島の気候からどんな植物が育っているのかという外観をするにはちょうど良い施設と言える。どんよりとした空で今にも雨が降ってきそうな低い雲をくぐりながらの観察になった。
まず、トロピカルフルーツを始めとした熱帯の植物で生い茂っているのが印象的だ。バナナは親しみ深いけれど、パパイヤやマンゴー、アセロラと言った、実は知っているけれども機は知らないという植物にたくさん出会うことが出来るし、いくら親しみ深いバナナだって、どういう風に実がなっているのか知らない人もたくさんいるだろう。そう言うものをオープン・エアで実際に見られる、というのは南の島ならではだ。
このみやこパラダイスは「日本一の蝶々園」という触れ込みで、200匹を超えるオオゴマダラを中心に、熱帯地方で生息する蝶がたくさんいる。僕が行った6月末は結局オオゴマダラしかいなかったような気がするんだけれど、それでもその数には驚かされる。なんでも黄金のさなぎから羽化するのがこのオオゴマダラという種類。中にいるときは黄金だけれども外に出てくるとさなぎの抜け殻はほぼ透明になっている。ヨコにいる出てきた蝶は白と黒。不思議である。
別に僕が蝶に特別な思い入れがあるとかそう言うわけではなくて、僕の師匠が蝶屋で(現在は甲虫屋)、大学の研究室にいる6年間に「パプアニューギニアに蝶を探しに行った」という話をさんざ聞いていたから、やはり気になってしまうモノですね。
このみやこパラダイスは、後に紹介する雪塩を生産している会社パラダイスプランが経営しており、みやこぱらだいすでも宮古島の名産品や食べ物を扱っている。特に珍しいのが塩味のソフトクリームだ。スイカに塩をかけて食べたりするから、甘いモノの関係は想像できる。このソフトクリームもそんな感じだ。なんて言うんだろう、ものすごくまろやかでうっすらとした塩味が、なんとも「ミネラル感」をかき立てる風味だった。
またレストランでは地元の人が飲んでいるうっちんのブレンド茶や、各家庭でそれぞれ自家製している「あぶらみそ」、自慢のトロピカルジュースを楽しむことが出来る。あぶらみそはご飯のお供に最高ですよ。結局食べ物の話ばかりになってしまったところで、やめにしておきます。
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